１：食物繊維をとる。
食物繊維は、腸壁にやる気を起こさせる成分です。
特に不溶性食物繊維の、ごぼうや大豆などは腸の中により多くの水分を集めるので、
排便をスムーズにする働きをしてくれます。

水溶性食物繊維は、効き目は強くありませんが腸の内容物を滑らかにしたり、
腸内環境を整えるのにはぴったりなので、身体に優しいと言えます。

2:水分バランスを整える
大量の水分をとる必要はありません。
ですが、水分が不足している場合は、腸が内容物から水分を吸収するので便が硬くなってしまいます。
乾燥している環境にいる場合や、お子さんの高熱などによる発汗などは体の水分が失われているときには、
水分をしっかりとって、体の中の水分量を一定に保つようにしましょう。

３：我慢をしない。
本当これ。大切です。
いつも通りにしていたい腸の気持ちを大切にしてあげてください。
我慢をせざる得ない時もありますが、なるべくいつもの時間にトイレにいく習慣を忘れずに。
数回我慢をするだけで、腸は混乱してしまい機能を止めてしまします。
日が経つにつれ元に戻るのが大変になり、水分も失いどんどん硬くなってしまいます。
できるだけ早いうちに対処することをお勧めします。

４:散歩くらいじゃ治りません。
普段運動をしている人が運動しなくなったら、腸の活動も弱くなることはあります。
ですが、お散歩くらいでは効果は期待できません。
ヘトヘトになるくらいまで運動して初めて便秘が改善したという研究結果があるそうです。
うーん。これはちょっと実践できなそうですね。

かといって運動しなくていいというわけではないです。適度な運動は健康のために是非取り入れてください。
個人的には、手を体を左右に伸ばしてシェイクシェイクしたり、
座った状態で足を前後に揺らす方法をお勧めしますが、恥ずかしがらずに全力でやってくださいね（笑）

５：１６時間断食
夜ごはんを20時までに済ませて就寝。朝は果物や水分だけで過ごしお昼まで腸を休めます。
そうすることで腸が回復し本来の力を取り戻すことができます。
これは便秘対策だけにとどまらず腸内環境のためにもとても良いので、私も良く取り入れています。
丸一日の断食より楽にできますし、効果も出やすくとにかく体が楽になるのでお勧めです。


６:和式トイレにしてみる
腸の形状から、実は和式トイレの方が排泄しやすいということがわかっています。
今時、和式はどこにもない!という方は、様式のおトイレの前に台を置き、足を持ち上げてみてください。
形状、和式になってますよ!
誇るべきジャパニーズトラディショナルです!!

色々とヒントを書きましたが、
しつこい便秘の場合は、他に原因がある場合も考えられます。
その時は、お医者さんにいってしっかり調べてもらってください。
お薬を使うのも悪くありませんが、様々な種類がありますし効果も色々です。
今は、グーグル先生に聞けば市販のお薬でもどのようなものが使われ、どんな効果があるか教えてもらえますが、
やはりお医者様に相談するのが一番だと思います。

また強力な下剤を使ってスッキリした後、3日くらいは大腸に便が溜まりません。
そこでまた便秘になってしまったと心配する必要はありませんので、
そのサイクルを覚えておくとお薬を使いすぎることもないかなと思います。