チネイザン(氣内蔵療法)とは?
チネイザン(氣内蔵療法)とは、おへそを中心とした腹部に優しく触れることで直接内臓に働きかけ、
心や感情と身体全体のバランスを整えるホリスティックなセラピーです。
強い圧や痛みを伴わない柔らかいタッチで働きかけて、内臓の滞りや硬くなってしまった箇所をほぐし消化や排泄の働きを助け不調を整えます。
また、ゆったりとした呼吸誘導により腹腔内のスペースを拡げ内側からリラックスした状態へと導きます。
施術者(プラクティショナー)は呼吸と共にタッチを丁寧に行うことで内側にあるものに寄り添い、
被術者(クライアント)自らが気付きを得たり健康になる事をサポートしていきます。
チネイザン(氣内蔵セラピー/氣内蔵療法)とは、古くよりタオ(道教)に伝わる気功療法の一つです。氣内臓という漢字が表すように、内臓の気を整えるタオの気功がベースにあります。 失われかけていた古代中国のタオイストの間で行われていたプラクティスを、タオの研究者であり権威である謝明徳(マンタク・チア)老師が西洋医学などを取り入れ統合させたものが、現代にある形になったと言われています。
竈kamadoで行うチネイザンは、チネイザンプラクティショナー土屋しずかさんが主催する【Tao of Life】の理念に沿ったものです。
優しく深いタッチで内臓に働きかけ、臓器のデトックスだけではなくクライアントご自身に「気づき(マインドフルネス)」を促し、愛を持って心身の健康をサポートしていくことを目指しております。
「腹を決める」「腹が立つ」「腹が据わる」など、人の感情に関する言葉が表すように、腹(内臓)と感情は古来より密接に関わっていたと考えられています。最新の研究でも「腸」が感情に及ぼす影響が大きいと発表されており、それにはセロトニン(別名:幸せホルモン)の影響が大きいと言われています。そしてその幸せホルモンの90%以上は腸内で作られています。
腸内環境が整うとメンタルも安定するのは、科学的にも証明されており昨今注目の研究対象でもあります。
ホリスティックメディスンとは、症状を治すのではなく、その症状からメッセージを受け取り、何がバランスを崩している原因なのかを心・身体・魂から全体的に見ていく治療法です。
チネイザンの施術の主な目的は、内臓のデトックスですが心の解放も感じることができ、結果的に全身の活性化に繋がり自己免疫の向上も期待できる
まさにホリスティックな療法です。
リトリートで人気の「アマンリゾート」などのデスティネーションスパ(目的思考型の滞在スパ)でもおなじみの施術の一つとなっています。
チネイザンの主な作用
Stay healthy in mind, body and spirit.
チネイザンは、お腹に触れることで内臓に直接働きかけ、内臓が本来持つ機能を正常化し消化・排泄の働きを助けます。
また微細な揺れを伝えるため、臓器を支える筋膜などにも影響し腰痛や肩こり・頭痛を緩和する効果もあります。さらに内側からリラックスした状態へ深く入ることで、無意識の中に潜んでいる感情(痛み・怒り・苦しみ・不安・喜び・安らぎ・etc)に気づいていきます。新しい気づきを得て受け入れると、その感情をリリースしたり包み込んだりできる様になり、その結果心の安定化に繋がっていくのです。
チネイザンを体験し、身体の改善や無意識の中で起こる変化を楽しんでください。
チネイザンに期待される効果
【肉体的効用】
●内臓全体の機能向上 ●便秘の改善/ガス溜まり・膨満感の減少
●冷え・むくみの緩和 ●生理痛・生理不順・PMSの緩和
●肩こり・腰痛・頭痛・疲労感の緩和 ●睡眠不足の解消
●睡眠の質の向上
【精神的効用】
●ストレスの緩和 ●不安感の減少・気持ちの安定化
●内なる気づきと自己肯定感の向上(マインドフルネス)
●深いリラックス効果 ●思考がクリアになる