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今、様々なメディアで話題の「腸活」。
このワードでググってみると、
『腸内環境を整える食べ物はこれ!』
『善玉菌を育てよう!』
『腸活でダイエット!』などなど、関連ワードがたくさん出てきます。

結局、腸活ってなんのためなのか?
今回は、その腸活について書きたいと思います。

腸活とは?

ざっくりいうと、“腸内環境を整え、腸のもつ本来の力を取り戻す為にいいことしようぜ!”と言うことです。

ではなぜ、腸内環境を整える事が、本来の力を取り戻すことになるのか?
それには、腸の仕組みを知るのが一番!

腸は、食べたものを消化分解しそこからエネルギーや栄養を吸収して、不必要なものを排出する働きを担う臓器です。こう書いてみるととても簡単な仕組みのように思えてしまいますが、腸の働きはこれだけではなく、この作業の中に様々な役割があります。それを色分けしたらとんでもなくカラフルな色合いになるでしょう!
腸は、知れば知るほど興味深くとてつもなく優秀な臓器なのです。

さて、その多岐にわたる腸の働きをざっくりとご紹介します。
(それをしればきっと腸活に興味が湧くかもしれません!?)

1:お腹のハウスキーパー【消化】
2:腹を決める。幸せホルモン【脳への伝達】
3:大活躍?! 多様性生物の住処【腸内細菌】
4:高度なセキュリティー【免疫システム】
5:匠の技【排便】

かく項目の説明は、おいおいやっていくことにしますね。
どれもあまりにも魅力的すぎて、ここで書くと長くなるので、今後の記事をお楽しみにw

と、まぁ、ざっくりと書きましたが、腸ってただ単に排泄するためだけに機能しているわけではなく、
あの長い長い腸内では、私たちの気づかない間にいろんな作業が行われている訳です。

腸に元気がなくなると、この一連の作業が滞り、身体に不調が現れてきます。
便秘下痢などは最たる例ですね。
また、身体だけでなく、なんとなくやる気が起きない。鬱っぽい。寝つきが悪い。など、
心の病に影響をする症状も出てきます。
その原因の一つとして、腸と脳が情報の相互伝達を行なっている事が関係していると解明されおり、
特によく伝え合う情報はストレスに関してだそうです。
焦りや不安を感じると脳は腸に助けを求めます。
そうすると腸は脳を助けるために消化に使うはずだったエネルギーをそちらに回します。
この作戦を長く続けると、腸に無理がきてしまい腸内環境が悪化して悪い細菌が増え腸が不健康になります。
すると今度は、腸が脳に対して「もう無理!」とシグナルを送り直すのです。
その結果、気分が落ち込んだり、食欲がなくなったり、お腹が痛くなったりします。

この仕組みを知ると、ストレスや様々な感情は脳の中で処理されているのではなく、腸にも大きく関係している事がよく分かります。逆も然りで、よくない食べ物などによって腸に悪影響が及んだ場合、やはり脳にも影響があり不安や鬱を引き起こすきっかけとなってしまうかもしれないという事です。
昨今の腸内細菌の研究などから、鬱病の原因は頭ではなく、お腹にあるかもしれない。とも言われ、その治療のなどでも大変注目されています。

通常、腸内では幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの95%が作られています。
これもまた重要なシグナルです。
このシグナルのおかげで、脳に幸せなシグナルが送られ不安が薄れていくとなると
腸内環境を整えておくのが大切な事がよく分かりますよね。

話が長くなりましたが、そこで腸活。なのです!
私が考える腸活は、まずは今の状況を知ることから始めることにあります。
個人個人が、それぞれ抱える問題や目的を確認し、腸にご機嫌を聞いてみる。
それによって、無理のないやり方で腸に向き合ってみる。
この無理なく。というのが一番大切だと思っています。
頑張りすぎるのはストレスになります。そんなものはいりません。

腸活の結果、「消化や排泄が順調になりダイエットにつながった!」というのも嬉しい効果ですし、
「ご飯が美味しく感じられるようになった!」とか、「寝つきが良くなった」とか、たくさん良い効果が現れると思います。

私は、お腹が重いとかなんか疲れているという時にはご飯を抜きます。
断食の効果は百も承知なのですが、怠け者の私にはちょっと厳しいので、1食抜きのみ。
でも1食抜くだけでも、身体が軽くなりますよ。
働き者の腸や他の内臓を、おやすみさせてあげる事。これもとても大切です。

腸活は心身の健康のためにおすすめです。
誰のためでもなく、ご自分のために。



最後まで読んでくださってありがとうございます。

腸脳相関。
足るを知り、身体健やかに心豊かにゆるりと参りませう。